第11回総合アレルギー講習会

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会長挨拶

日本アレルギー学会 第11回総合アレルギー講習会のご案内
~Total Allergistをめざして~

 2025年3月22日~23日に、神戸国際会議場・神戸ポートピアホテルにて、日本アレルギー学会主催の第11回総合アレルギー講習会を開催いたします。
 アレルギー疾患の患者数は年々増加しており、本邦では全人口の約2人に1人が何らかのアレルギー疾患に罹患している状況です。
 アレルギー疾患は診療科・臓器横断的に発症するため、内科、小児科、皮膚科、耳鼻咽喉科、眼科の医師が連携して診療にあたる必要があります。しかし、それぞれの科のアレルギー専門家の集団のみでは、多臓器にわたりアレルギー疾患を罹患しているアレルギー患者を全人的に治療・管理するのは困難です。また、2014年にアレルギー疾患対策基本法が施行され、気管支喘息、アトピー性皮膚炎、アレルギー性鼻炎、アレルギー性結膜炎、花粉症、食物アレルギーの6疾患について、重症化予防、症状の軽減、患者様の生活の質の向上や医療の均てん化のため、各都道府県にはアレルギー疾患医療拠点病院が設置されました。しかし、地方都市においてはまだまだアレルギー専門医の数が不足するところも多く、全国レベルでのアレルギー疾患医療の均てん化は道半ばにあります。以上の背景・状況を鑑みますと、Total Allergistの育成が重要になります。
 Total Allergistになるには、アレルギー疾患の病態全般を理解する知識と、基盤5領域(内科・小児科・皮膚科・耳鼻咽喉科・眼科)の必須の知識と基本的な診断・治療技術の修得が必要です。具体的には、各科の代表的なアレルギー疾患の診断・治療技術、原因物質の回避・除去指導、ステロイド薬・抗アレルギー薬・分子標的薬・生物学的製剤の使用法、アレルゲン免疫療法(皮下・舌下・経口)の実践などの修得が必要です。しかしそれらを個人の努力で修得することは不可能です。そこで、豊富な内容をより効率的に修得することが可能な総合アレルギー講習会が誕生しました。2014年に第1回講習会が始まり、2025年で第11回を迎えます。毎回、専門科を問わず多くのアレルギーに興味のある先生方、パラメディカルの皆様の参加があります。
 総合アレルギー講習会では、講義では自分の基盤領域以外のアレルギー学も広く学べ、実習では診療に必要な技術とノウハウを体験できます。これからアレルギー専門医を取得する方には必須の講習会であると同時に、アレルギー診療に携わるすべての医療従事者に学んで頂ける場となっています。
 今回も、講義の多くはハイブリッド開催(後日オンデマンド配信)、実習は現地参加を予定しています。オンラインは便利でじっくり視聴できる利点もありますが、一流の講師のオーラに触れ、全国の仲間と交流できる点で、現地参加はやはり他に替え難いものです。

 皆様のご参加を心よりお待ち申し上げております。

一般社団法人日本アレルギー学会
第11回総合アレルギー講習会会長
総合アレルギー講習会委員会副委員長
海老原伸行
(順天堂大学医学部付属浦安病院眼科)

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